昨日は目黒のK氏がCANON MP-E65mmを持ってきてくれました!!
このレンズは等倍からX5までの接写専用レンズなのです。
ですのでTS-160とは倍率が若干下がるものの非常に興味がある対決となります。

上左がMP-E(等倍時)、右がTS-160

上左MP-E、X5の時の繰り出した様子。TS-160はX0.5〜X16まで全長は全く変わりません。
MP-E。鏡筒に撮影倍率とワーキングディスタンス表示がありとても便利です。
但し倍率を上げると繰り出し係数がガッとかかってきます!www
X5でもワーキングディスタンスが41mm確保されていることは立派です。
1000円札の撮影ではα9にMC-11経由でレンズを取り付けましたが
絞り優先でオート露出で撮影し、ライブビューON
Godox SL-100WのLED光源で電子シャッター+5秒タイマーで撮影しましたので
当然ミラーショックやシャッターショックから開放され快適でした。
蛇腹係数からも無関係に明るく見えることも素敵です。

上は、TS−160の絞り調節レバー。
一切の値が不明ですので、ちょっと不便。
データから類推したところ開放でF5.0辺りのようでした。
さて、改めてTS-160のデータです。(ノートリミング)
そしてMP-Eのデータが下。(ノートリミング)
次にお見せするのはホチキスの針です。倍率は下がります。先ずTS−160を目一杯絞った時の画像です。絞り値は不明ですが、ご覧のように四隅が蹴られてしまいます。フルサイズというよりはAPS-C用としてイメージサークルを設計しているのかも。ですのでフルサイズでは最大倍率16倍よりも10倍程度となることが裏付けされたと言えるのか?
で、MP-E(F11)の画像です。

TS-160の方が被写界深度は深いということが見えますね。
但し解析現象による画像の甘さも見えてきますのでどうしても全体をシャープに見せるためにはピント合成をしないと無理ですね。