【決断の時】と書いてもカメラマンを廃業するという話ではありません。www
有限会社新藤事務所から新藤事務所(になるかどうかは不明、屋号は変わるかも?)に変わるという話です。
つまり有限会社ではなく個人事業主に戻る。
税理士さんに相談したところ、良い機会だと思うと賛同を得たこともあり決意しました。
有限会社にしたのはバブル真っ最中の1990年辺りでした。
渋谷の自宅から100mほどの常陸宮邸のすぐ脇に仕事場を構えた時代。
法人化したことのメリットは売上が大きかった頃は十分にあったと思いますが
また別人格であることによるメリットもあったことは事実ですが
今となっては年に一度の法人税(最低70000円)は無駄な出費と感じますし
法人の申告と個人の申告という二度手間は苦痛に・・・
体裁を重視すれば法人化するメリットはありますが、私達には作品という武器があります。
同一商品を売り歩く業種とは異なりますよね?
法人でなければ受けられない仕事は、殆ど存在しないと思います。
年齢に応じて収入が増える時期とそうでない時期があります。
普通の会社員でもある程度の年令になると下がるのと同様
私達も生涯右肩上がりであるはずがありません。
撮影依頼をしてくれた担当者達も年齢も上がり偉くなりすぎ現場を離れてしまったり退職したりします。
ましてや撮影単価も昔よりも下がってますよね?
まあ、スタジオを手放し、有限を休眠に・・・肩の荷を少しずつ降ろしていく・・・
もうすぐ年金受給も開始ですし・・・www
年齢とともにそれなりの工夫が必要になるということですね。
それでも一般的な定年の年令に達しても仕事が継続できるメリットは、デジタルカメラと写真というスキルのお陰。
写真の神様に感謝ですね!!
久しぶりにセルフポートレートを記念に・・・
背景を十分に落としたかったのと絞りたくなかったのでHSSを使用しました。
α9+FE35/1.8 Godox AD200(出力1/4+0.7)HSS+ソフトボックス
1/4000 F2.8 ISO100
追記:ポートレート・・・電子先幕シャッターがオンのまま(デフォルト)で1/4000で撮影しましたが
背景のグレーにヨコシマが現れています。
800ピクセルでは見えませんが、HSSを使用する際、高速シャッター時には電子先幕をオフにしましょう!
耳の付近を等倍に拡大したのが上。僅かですがヨコシマが見えます。