CCDセンサー時代でしたら暗電流という言葉で表されましたがCMOS時代では暗電圧?
私の記憶に間違いがなければCCDは電流駆動?CMOSは電圧駆動的な構造だったはず?
どちらにしても微小なノイズ、これをいかに抑えるかがDレンジの拡大になったはず。
一般的なデジタル回路の動作電圧は概ね5Vですので
0ボルトから5ボルトの範囲にデータが出力されるとします。
ノイズが0ならば理論的には無限大のDレンジになるはず。
ですが、残念ながらノイズは0にはならず無信号時に5mVのノイズなら10EVのDレンジ
1:1000ですので10EVになります。
500μVのノイズなら13EV、50μVのノイズなら約17EVのDレンジとなるはず?(単純な計算上)
ノイズがここに収まればセンサーサイズに無関係に決まるはずだけど
実際には大きなサイズのほうがバラツキが少ないってことなのかな?
それとADコンバーターの性能がDレンジに大きく関係してくるのか?
ですが・・・小さなセンサーでもiPhoneとかメチャ画質が良くなってますよね?
Dレンジは、オーディオにおけるS/N比と同じようなもの。
兎に角、いかにノイズを小さくするかが鍵。
追記:そもそもの発端は、中版デジ1.5億画素機が登場しましたが・・・
センサーサイズが2.5倍あるのでDレンジが広いという記事でした。1ピクセルのセンサーサイズはフルサイズ換算6000万画素になりますよね?16ビットデータなのでDレンジが広いという意見もありましたが
ビット数とDレンジは別物と思います。
というような話をFacebookの記事の一コマに書いたのだけど
これに対するリアクションは皆無。
まあ、私のいい加減な記憶で調べもせずに殴り書きしたことも問題だったけど
識者の方の意見は如何に??
記事と写真は無関係。
夜の写真。ISO3200、1/60 F1.4 α9で撮影です。