お待たせしました。その3です。
今回は、一灯だけでは難しい時の対応についてです。
お嬢様(ソフィちゃんと名付けました)は首をかしげすぎなので補正をしてスタート。w
先ずは、斜め左に一灯。
V850を1/8出力。α9+2470ズーム 1/125 F5.6 ISO200
それをアップしてみたのが下。
右手のレフはありませんので、右側はある意味心地よく落ちています。w
また、外光は遮断した状態です。
次に、4m天井の蛍光灯を点灯した時が下。
所謂フィルライトを追加する・・・感じです。
あまり明るくない蛍光灯ですのでシャッタースピードは1/10秒になってしましましたが
普通はもうチョット速いシャッターが切れるでしょうし、ISO感度を上げれば問題ありません。
全体に明るくなっているはずですが、シャドー部に最も効果があり右側が明るくなります。
デーライトシンクロで弱めに炊いてもシャドー部に同様がありますよね?
それと同じことです。
また、蛍光灯の代わりに天バンを一灯入れればこれと同様な効果があります。
次に正面気味にストロボを傘バンで一灯追加した場合
追加した傘バンの出力は1/16右側が適度に明るくなっています。追加した傘バンの出力を1/8にセット。更に明るくなりました。
次に遮光を外して右手の窓からの自然光を利用した場合です。
1/125 F5.6のままですが右側が大分明るくなりました。
が、右側の光(外光)のほうが色温度が高いようです。
シャッタースピードを1/60に下げ外光を更に取り入れた場合。
現像時に色温度の部分補正が必要かもしれませんが、雰囲気が良ければこのままでもOK?
Photoshopで全体の色味を調節し右側の色調を部分補正したものが下。とは言え、多数のデータ全ての補正をすることはとても手間がかかります。ウチでは、ザックリと補性をした1000ピクセル程度のデータを一旦納品しセレクトしてもらい入稿用の再調整した大きなデータをもう一度送ります。