先日も紹介した
LPF10M01、8月初旬発売予定のフォトフレームを触ってみた。
LEDバックライトの液晶は10.1インチ、iPad位のサイズと言えば分かりやすいか。
解像度は1024x600ピクセルだが縮小表示することで1920x1080ピクセルまでを表示できる。
私たちがこのフォトフレームに目をつけたのはHDMI入力端子が装備されていること点。
サブモニターやライブビュー撮影用のモニターとして重宝するのではと思った訳だ。
早速EOS1D4に接続してみると、1D4の背面液晶は非表示になり全ての情報や画像はLPFに表示される。
さて緊張の一瞬・・・ライブビューボタンを押すと当然なのだが見事に表示された。
液晶の色味がやや青いことは残念だが、x5、x10まで拡大しなくもx1でもかなりピントが見やすい。
良い感じである。
次にサブモニターとしてデルノートに接続。
矢張り色味的には青いのだが試しに
i1Proでプロファイルを作ってあげると青さも取れ問題なく使用できた。
背面のスタンドは縦横どちらも使用可能で角度も調節できる。
表面は光沢だが、フレームの枠部分は力業ながら取り外しが可能で、外せば更に小型になり
しかも半光沢画面になる点は嬉しい。
ACアダプターは5V2Aの軽量なものが付属するが、試しに手元にあった5V1.5Aのアダプターを
繋いでも全く問題なく動作した。
残念ながら丁度良いプラグが手元になく未検証だが、エネループ4本で1.5hの動作が可能と推定。
欲を言えば色温度が5000k、5500k、6000k、6500kの4通りくらいのプリセットが用意されていればパーフェクト!
背面に1/4インチナットと電池ケースを取り付ければ、怖いもの無し。
因みにこのテストには私を含めて5人のカメラマンが立ち会ったが、誰もがこれはイケル!!と判断。
c/pも十分。内蔵メモリーは512M。勿論フォトフレームとしても秀逸。お勧めできる。
追記:HDMI入力端子が何故今まで搭載されていなかったのか?
全く不思議ですが、どうも多くのメーカーはその辺りの需要を理解していないようですね。
PCにHDMI出力端子が無くともDVI端子があれば変換して接続可能ですよ。
今なら
こちらでポイント10倍。
追記:PC用のサブモニターとしてもう一度テストしているのですが・・・
何故かグラデがキレイに再現できません。昨日は全く気にならなかったし、フォトフレーム時には問題ありませんのでの不思議な現象と言えるでしょう。
ただ今原因究明中。私の使用法に問題があるのかも知れませんね。
追記2:フォトショップでグラデを作りSDカードにコピー。
フォトフレーム上で再生してみたが矢張りトーンジャンプが現れた。
サブモニターとしての使用には多少注意が必要かも。
尚、ライブビュー撮影のモニターとしては全く問題は無いでしょう。
追記3:オンキヨーから連絡がありました。この手のフォトフレームはフルカラーでないものが
一般的なようです。(驚くべき事にフォトフレームのビット数について殆ど開示しているメーカーが存在しないという噂)因みに、この製品の場合では26万色・・・なんだそうです。
恐らく時期が来れば1677万色の製品も登場するでしょう。
オンキヨーはソーテックを吸収して、この方面の技術もシッカリしているはずです。
まあ・・・しばしの我慢と言うことで。