Einstein640。仕事場でもっとも活躍しているストロボかもしれません。
が、先日の200V運用では、内部の温度上昇のために発光ストップ現象に見舞われたのです。
その対策を練ろうと分解してみたのですが・・・
僅か四本のネジで分解できるそのメンテ性の良さには、先ず驚かされます。
使用しているパーツもメインコンデンサーは米国製。
日本製のパーツも見受けられます。
今時中国製であろうという予想は見事に破られたのか?w
小型の内蔵ファン。
これが寒い時期の電源投入直後、異音を発するのですが、今回はスルーで・・・w
突入電流防止用セメント抵抗の冷却のためであることが判明しました。
逆にセメント抵抗が暖まればファンの異音も消失するわけで、問題なしと。
そのかわり・・・放熱のために天井部分にダクト穴を10個開けました。
底部も穴を増設する予定。
追記:その後、検証しましたが・・・
先ず、内部のファンは、セメント抵抗を冷却するためだけにある。
PHOTONAやコメット等の大型ストロボゼネレーターでも同様です。
温度が高くなるのはランプ(チューブ?)です。
200Vで駆動すると チャージタイムが短いためにチューブの温度上昇が激しい。
つまり、チューブを冷やすためのファンがあれば良いのですが、それは意外に難しい・・・
天井部分に穴をあけても効果は、余り期待しないほうが良いかも。w
当然ですが、激しく連写しなければ熱の蓄積も少なく、オーバーヒートすることもありません。
追記:2 Einsteinの背面液晶には管理画面があり、内部温度や何度発光させたか
或いはコンデンサーに掛かる電圧、閃光時間、色温度まで表示されます。
それをチェックした結果、ランプ(チューブ)が85℃になると発光停止。
75℃に下がると発光再開となる仕様のようでした。
モデリングランプをオフにするか、ハロゲンの光量を下げれば緩やかな温度上昇になると思います。
追記:10/05 バディ内の温度上昇の殆どはモデリングランプ由来の熱であることを確認しました。
万一、オーバーヒートに遭遇したときはモデリングをオフにしましょう。