ジャジャーン!!
ポラリス露出計Karatです。
上は20年以上にわたり正確に露出を測定してくれたミノルタⅣ型フラッシュメーター。
Karatの実物を初めて手にしましたが、物凄い進歩してます!
Webで見ると大きく見えるKaratですが、実物は薄型で手にしっくりと馴染み
丁度良いサイズと感じました。
M社Ⅳ型と比べると薄い!軽い!(224g vs 148g)
ボディを上から見ました。シンプルで美しいデザインです。
入射式と反射式に切り替えが可能です。光球の裏側をくるっと回せば光球が引っ込み光球脇の入射窓から測光できる仕組みです。その時の受光角度は約30度。
下は液晶画面です。
右がメニュー画面。
光球右下のMENUボタンの長押しでメニュー画面に切り替わりますが、長押しでなく即座に切り替わったほうが良いか?
また定常光モードとフラッシュモード、或いはノンコードモードの切替がメニュー画面に降りていかないと行えない点はチョット残念。
残念ついでに書き加えれば、シャッタースピードが1EVステップ。
今時ならば1/3ステップで表示して欲しい! この点は遠くない時点で改善される予感?
さて、この露出計の最大の目玉は閃光時間の測定が可能なこと!(と、個人的には思っています。w)メニュー画面でFDに設定します。
早速数台測定してみましたが、クリップオンでは1/16辺りまで1/9000以下の閃光時間!流石です。
次に閃光時間がモノブロックタイプでは最速と言われるEINSTEIN640を測定!
EINSTEINの液晶パネルには1/13514tと表示されていますが・・・
(この時ACTIONモード、2.5Ws最小出力)
無情にもKARATの液晶表示は1/6000!
ウヌヌ、矢張り動きの激しい被写体をピタリと止めるためには
クリップオンが圧倒的に有利ということですね。
フォトナの1600w(コンデンサー調光)も測定しました。
最小出力50Wで1/5000と想像以上の健闘。
最大出力時には1/900でした。
尚、測定数字は毎回キリの良い数字です。
詳細な測定ではない・・・目安と思ったほうが良いと思います。
いやあ・・・閃光時間が1/9000までしか測定できないことはチョット残念ですが
あると無いとでは大違い。この機能のためだけに散財しても良いかもと思います。w
蛇足ですが・・・20年間にわたり販売されてきた旧型は在庫限りだそうです。
修理用のパーツは問題ないそうです。
そうそう、旧型では電源OFFで測定データはリセットされてしまいましたが
新型ではシッカリと記憶されています!安心してください!!w
正確に書けば、オートパワーオフの時にデータは再表示されます。
手動で電源オフにした時は、リセットされます。
コスパは高いし小型軽量だし(バッテリーは単3が2本です)、反射式も付いているし
安心の日本製だし良く出来ていると思います。お薦めですね。