このスタンドは、今までにも数度お見せしていたものですが
2015/02/01 タッチライト用スリットヘッド
今回更にパワーアップさせたのでした!
今までは下のようでした。
これでも十分に実用的だったのですが、更に締め付けをシッカリとさせたい!
そう思ったのです。
で、改良後の姿がこれです。
ロック部分を強化したのです。
ハンドル部分は手持ちのパーツです。(これを変更した効果も相当効いてます)
最も大きく変わったのはAとBのパーツ。
Aの菊座金を使用することでナットの空回りを防止できます。
B部分。ここが最も苦労した場所かも・・・
ゴムシートやPP板、手持ちの各種の素材を試してみてたどり着いたのは
何とポリネット。w ネット状のヤスリ、それをを円形にカットした物です。
ネットショップ、ホームセンターや百均で購入可能です。
これを中間に挟むことで滑りが劇的に減少しました。
アルミや木材、塗装面では摩耗が無視できないかも知れませんが、今のところ快調です。
禁じ手かも知れませんが、3mm厚のステンレス金具ですので
先に摩耗するのはポリネットでしょうね。
下のCの部分。ここは上下に穴が分かれていましたが貫通させました。
その方がムーブメントの自由度が増えますからね。
台座部分、ここは鉛インゴットです。底面にはゴムを貼っています。
このスタンドの耐荷重ですが、8kg程度の重さに耐えています!
クリップオンストロボ用としては十分すぎるほどの実力でしょう。
ポリネットの耐久性については未確認ですが、次第にヘタってくるかも・・・
使い始め、気をつけてみると摩耗で細かな砂のようなものが下に落ちます。
中途半端な緩め方で操作するとその傾向が増えます。
まあ、頻繁に使用するほどでもないので当分問題は無さそうですが・・・w
自由雲台の先はクリップオンだけでなくA4程度のマットアクリル板を取り付けることもあります。
そのアクリルには小さな撮影商品をイエローワックス等で固定します。
カメラを動かすこと無く商品を自在な角度にセッテイングできることとなります!
結構これも便利ですよ。
蛇足ながら、ポリネット・・・もう長い間使用していますが
一度使用するとサンドペーパーには戻れません。
驚くべき耐久性と目づまりしにくい使いやすさを持ち合わせます。
絶対のお薦めですね。
追記:04/08 ポリネットよりも優秀な材料を発見しました!
ドレメル等のルーターで使用する先端治具(カッター)を流用してみたのです。
勿論、カッターの中央の穴を拡げる必要がありますが
思ったよりも簡単に加工できました。
ポリネットよりも摩耗が少なくゴミが出ません。
ロックの感じはポリネットよりも優秀!(ポリネットよりも高価ですが・・・)
食い付いたように固定されます。
使い古したカッターがあればそれで十分でしょう。